3年間続けたテレビ番組のADという職業から足を洗った。「テレビ業界で裏方として働き、活躍すること」というかつての目標は目標のまま終わった。けど個人的な感覚としては、挫折というよりはなんというか…甘えからの脱却をした感覚だった。 昔よりマシになっ…
アウトプットもろくにしていないくせして、僕はコンテンツホリックなので、サブスクリプションサービスの加入数が多い。何かを見ながら、もしくは聴きながらでなければ、皿洗いもできないから、その中毒っぷりに呆れられることもある。次から次へと見たいも…
『パーム・スプリングス』という映画を好きな女の子と見た。簡単に説明すると、ある1日を永遠に繰り返すループにハマった男女のお話。たとえ死んでも抜け出せないループの中で出会った2人は、自らが孤独にならないために相手を欲するのか、それとも真にその…
男性はカラオケで女性にaikoの曲を歌われたらうっとりするように作られている…なんて文章は主語がデカすぎるのでよろしくない。けれども、主語を大きくしたくなるほどに、それは自分にとって当たり前のことで、他人との共通認識であってほしいと思ってしまう…
「大豆田とわ子と三人の元夫」が始まった。今期見たいドラマとして、僕がこの作品を挙げたとき、僕の好きな女の子は「もういいかな」と坂元裕二ドラマについて食傷気味であることを宣言した。だが僕が「じゃあ一人で見るね」と言い出すと、「面白かったらム…
「花束みたいな恋をした」という映画を好きな女の子と見た。 この映画の前半部分、見るのがつらくて…というのも、退屈だったというわけではなく。恋に落ちていくシーン、2人の価値観が同じであることが、同じ作品が好きという事実の発見の連打で表されて…。 …
「わからない〜 わからない〜♪」 (…歌い出だした) 「どう?私のオリジナルソング」 「こわい」 「才能がこわいか?」 「こわい!」
「これ多分貴方のあのパソコン入れ引きずった後。消えない」 「う。ごめん。消す方法模索します」 「賃貸だから今度から気をつけてね・・・」 「ごめん」 しばらくして 「色々試したら遠目だと分からないくらいになった!」 「スゴイ!!!!!天才!!!!…
前の晩に見た夢の中で、僕がどうやらサイテーなことをしたそうで 「今度は、夢の中の僕がいい人だったらいいね〜」 「いつもいい人だよ。私がちょっと重いだけ」 「やりがいがあるね」 「ふふ、やさしい」
「遅れないようにね」 「うん 親?めちゃくちゃ確認してくる」 「ギリギリに着いたらダメよ」 「はいはい」 「戸締りしたか?」 「したよ〜 歯磨いてる」 「13分で着いちゃうから余裕か」 「うん もう家出た」 「ちゃんと電車乗れる?」 「24歳だから大丈夫…
最近、新しく好きな曲ができることが少なくなった。 大学生の頃までは友達やバイト先の先輩に、オススメの曲をカツアゲして、自分が初めて見つけた人間だと言わんばかりに、得意げにプレイリストに詰め込んでいた気がする。 新しいものを受け入れなくなると…
明日、昼ごはんを一緒に食べることにした。 なにを食べるか決めなくてはいけない。 好きな女の子「昼間っから焼肉は贅沢ですか ここの厚切りたんステーキが食べてえの」 僕「ぐぬぬ いくか」 好きな女の子「ぐぬぬってしたから違うのにします」 僕「おっと」…